季刊 表現の技術

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2018-01-01から1年間の記事一覧

たいていのことは「おっしゃる通り」なのである。

まあ、たいていのことはおっしゃる通りなのである。 たいていの人のいうことは一理はあるというか、一理よりは多い理がある。 人のいうことに簡単に頷いてはいけない、批判的に検討するべきだとすすめられることもあるが、あまりそういうことで糖分を消費し…

気分がアガる薬

2週に一度の脳メンテに出かける。今日もこのビルの階段は、1〜2階に入っているケンタッキーフライドチキンの油でヌルヌルしている。クリスマスシーズン直後だからいっそうヌルヌルしているように思える。 ドクターが、今もらっている2種類の薬のことを、…

朝ごはんの動画を撮ったのですが

ヘイガイズ、ユーチューバーのぼくです!鈴木初日です!すこしでもいいと思ったらグッドボタンとチャンネル登録よろしくおねがいします! 今日も今日とて、ユーチューブにアップしようと朝ごはんの動画を撮った。 線路脇のファミマに自然光あふれるイートイ…

W君のゆううつ

将来を嘱望された気鋭の研究者だったが、30過ぎて急に病気になって、長期間の療養のあと、なんとか職場復帰はしたものの、休み休みしか働けず、結局、退職を余儀なくされ、 「学生時代の友人たちはバリバリ働いて結果を出している、それにくらべて俺はなんて…

トランクスに戻ります。徐々に。

人生のいわゆるワクワク感を増すためには、金玉を冷やす、風に当てることが大事である。自分の場合。 ということに気づいた。 hyougen-no-gijutu.hatenablog.com というわけで、いまはいわゆるボクサーブリーフ?というのをはいてるけど、徐々にトランクスに…

元気の運用

給料入るとすぐ使っちゃう人もいるけど、ちゃんと貯めておく人もいる。 あまつさえ、貯めた金を投資に回し、増やしてしまう人もある。 元気についても同じようなことが言え、ちょっと元気になるとすぐに夜遊びなどに打って出て、元気を費消してしまう人がい…

チキンラーメンを溶き卵につけて、すき焼き風に食べるのはおいしいですが

新しいメニューを開発した。 ①チキンラーメンを1ヶ、袋のなかで細かく砕き、どんぶりに入れる。 ②そこに卵を4ヶ割り入れ、よくまぜる。 ③まぜたやつをフライパンで焼く。 すごくしょっぱいオムレツができる。 すごくうまいわけではない。 が、ジャンクフー…

ねずみ男がなにか食べるときの擬音「コリコリ」

前回から2週間たったのでまた脳のメンテに行った。帰りに同じビルに入っているケンタッキーで鶏料理を食べた。 近くの席に俺より3学年下くらいの女性ふたりが座っており、「宣材写真」の撮り方について不満を述べていた。 「メイクさんがいきなりアイプチ…

ギックリ背中が治ってきました

先週、ギックリ背中をやってしまって、ひだりの肩甲骨の内側がちょう痛くなって、寝返りにも苦労する状態が1週間以上続いていた。 ようやく痛みが減ってきて、うつぶせ寝もできるようになった。それが嬉しく、今朝は寝床でうつぶせたまま、パーカーの右袖の…

最強のツイッタークライアントが見つかりました。

自分は偉そうに講釈を垂れたいけど、他人の偉そうな講釈を聞かされるのは糞むかつくという、身勝手な性格がむき出しになってしまうときがあり、そういうときには投稿専用のツイッタークライアントがほしくなる。つまり他人のツイットを見ずに、己のツイット…

睾丸と直腸がきゅんきゅん

期待感や意欲が高まっている状態を、擬音を使って「わくわくしている」と表現する。 胸のあたりに、期待感や意欲が「湧く」、あるいは「沸く」イメージなのだろうか。 ぼくも、そういう状態を表すために「わくわくする」と言うが、それは人に伝わりやすいか…

酸っぱいポテトチップスをつい買ってしまう

高校生のときに林望先生の『イギリスはおいしい』というエッセイがベストセラーになって、学校の図書室に入ったのを借りて読んだ。 この本で、代表的なイギリス料理のフィッシュ・アンド・チップスについて、いくつかのことを学んだ。 1.イギリスには、白…

ケンチキの階段と天一の床

脳のメンテナンスをしてもらうため雑居ビルの4階にあるドックへ行った。 メンテナンスの最後にドクターが質問した。「なにか気になることはありませんか?」 ドクターの白いズボンの膝が少し破れて血がにじんでいる。それが少し気になったが、「いえ特に、…

合理的でないことを言いますけど

合理的でないことはわかっているので、コイツ合理的じゃねえなと思っても責めないでください。 昔はボールペンをたくさん持っていて、引き出しにも、机の上のペン立てにも、ペンケースの中にも、地べたにも、カバンのポケットにも底のほうにも、ボールペンが…

ケンカ十段・芦原英幸館長の教え

そういえば今週は団地の掃除当番だった!と日曜の午後に思い出した。 となりの棟とのあいだにある通路を、今日中に掃かないといけない。そうしないと百目鬼の婆さん(305号室、自治会役員)に怒られるのでしかたなく掃き掃除をする。 イヤイヤ落ち葉を掃いて…

帰ってこられるよりは帰っていきたい

自分はひとりで家にいるのが好きだ。 家に、自分以外の生き物がいるとストレスを感じがちだ。 と、ばくぜんと思っていたのだが、特にストレスを感じやすい場面がわかりました。 家にひとりでいるときに、他人が帰ってくるのがイヤなんだ。 他人の帰宅により…

なぜ、正しくなくてはいけないのか?

「私は、なぜ、何のために、自分の生き方が正しくないといけないのか、考えれば考えるほどわからなくなってしまいます。」 意外に自分は、「正しくなければいけない」という思いこみが強いのだ。 「正しくなくてもいいじゃない」「いつも正しい生き方を選ぶ…

本を読めなくなったので本のリストをつくります

本を読んでいたら、内容がちっとも頭に入ってこない。 この本の文章が、俺に合わないのかな?と思ったけど、そうではないと気づいた。この本に限らず、最近はぜんぜん本が読めていない。むかし読んだ本のことを思い出すことはあるけど。新しい本を開いて読ん…

チーズタッカルビ(2人前から)

新大久保を歩いているとチーズタッカルビの看板がたくさんある。一度食べてみたいけれども、どの店もオーダーは2人前からと書いてある。ひとりで歩いているぼくは、ふらりと店に入って注文するわけにはいかない。*1 元野球選手の清原さんは、離婚したあと、…

電気ケトルを新調したい

電気ケトルのケトル部分(ケトル型で水が入る。これを電気部分に乗せると通電し水がお湯になる)を誤ってガスコンロに乗せてしまったのはいつのことだったか。思い出せない。電気ケトルはほぼコーヒーを淹れるためにしか使っておらず、暑い盛りにコーヒーは…

「倒してもいいですか」と聞かない理由

新幹線や長距離バスで椅子をリクライニングするにあたり、後ろの座席の人に「倒してもいいですか」とたずねるのを、いつのまにかやめてしまった。 伊集院光がラジオで、アングロサクソン系の男性に新幹線でたずねたところ、「NO」と言われ釈然としない気持ち…

「かつて魚になりたいと念じた」

気分の落ち込みに運動が効くのはたぶん間違いない。走ったり筋トレをしたりするとスカッとする。くわしくは知らないが、アドレナリンが出たり、テストステロンというのの値が上がったりといった、ホルモンの作用によるのであろう。 問題は落ち込みがひどいと…

転売ヤーになった

転売ヤーというのは人気コンサートのチケットを定価で買って高く売る。またはトランスフォーマーの新作をはやめに買い占めておきクリスマスシーズンに高く売るなどする。 ぼくも転売ヤーとか、せどりとかをやってみたかったけれども、安く仕入れるのにも高く…

もうじき死にますと言われたら

あなたはもうじき死にますと言われたら、どうするか。何か特別な体験、めずらしいものを食べるとか海外に旅行するとか、かねてより恨んでいた男を刺すとかをしようとは思わない。またいわゆる、「自分が生きていた証」を残したいとも別に思わない。自分が生…

また丸刈りです

また頭を丸刈りにした。 これは商用利用もできるフリー素材サイトの写真だけど、今もこれと同じ長さの丸刈りである。 ぼくは頭皮が荒れやすい。年に1回か2回、頭皮が乾燥肌ぽくなり、ちゃんと髪を洗っていてもフケがたくさん出るようになる。不潔感を醸し…

生きていく10月

まったく死にたくはなく、生きたい。ただ生きるのではなく、よく生きたい。よく生きるためには死を身近に感じたほうがいい。 そう思って身の回りを見て回る。が、首を吊るのに好適な、枝ぶりのいい木がこの都市にはなかなかない。首吊りの縄をかけるのは枝ぶ…

足が重くなる

気が重い。起きたくない。夢に手負いの猿が二匹出てきてカムイ伝みたいだったが、気分の悪い夢であった。プロテインを飲んで出かける。 歩くときに脚が重い。気分が沈んでいることや、気乗りがしなかったりすることを「又蔵の足どりは重かった」などと表現す…

商用利用もできるフリー素材サイトをはじめました。

昨今、激変するビジネス環境への対応を迫られているみなさんのご要望におこたえすべく、商用利用もできるフリー素材サイトをはじめることにしました。まだ素材はちょっとしかないけど、徐々に充実させてていくのでよろしくお願いします。 利用規定 (いらす…

ああ人はこうやって心のバランスを崩していくのだな。

朝だ。土曜日だ。今週はろくにあるいていないので、午前中にシーツとタオルケットの洗濯、部屋の掃除を済ませたら、10キロくらい離れたBOOKOFFまで歩いていこう思っていた。 ふとんの中で目を覚ましたら、部屋にある本棚の重みで床が抜けるんじゃないかと不…

秋が来たようだ

日が暮れてから、並木のある大通りを歩いていたら、ちいさな古着屋を見つけた。 「店内にある物 全品0円」 「ご自由にお持ちください」 路上にダンボールの手書き看板が出してある。外からのぞいてみたら、レディースの古着だけではなくて、洋雑誌が並んだ…