季刊 表現の技術

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帰ってこられるよりは帰っていきたい

自分はひとりで家にいるのが好きだ。

家に、自分以外の生き物がいるとストレスを感じがちだ。

と、ばくぜんと思っていたのだが、特にストレスを感じやすい場面がわかりました。

家にひとりでいるときに、他人が帰ってくるのがイヤなんだ。

他人の帰宅により、ひとりの生活を邪魔されるのが我慢ならない。

いっぽう、誰かがいる家に帰るのはそんなにいやじゃない。十分に我慢できる。

ときどきは、人がいる家に帰るのはホッとするなあなどと人間らしいことを思いさえする。半年に1回くらいだけど。

帰ってくる人を喜んで迎えられるのはひとつの才能である。

あとは、家の中で己だけが起きて活動してるときに他人が起きてくるのもイヤですね。

ようするに、望まないタイミングでひとりの時間を終了させられるのがいやなのだ。

解決策としては家にひとりでいないこと。ひとりでいなければそこに誰かが帰ってくることもない。

そして、外出したら同居人よりも後に帰ること。誰かがいる家に帰っていくこと。

外で勤めれば、自然にそういう生活になる。ならざるをえない。

家で仕事をするのがいけないのか?