季刊 表現の技術

すべての人間に公開

やっぱりパッとしない天候である

当たりさわりがある話題を取り上げたほうが、書いていて面白くなるかもしれないが、当たりさわりのある話題を書くと敵をつくることになるのである。

敵はまだいいが、もっといけないのは味方ができることである。味方というのはその期待どおりの振る舞いを私に要求してくる。いわば債権者である。債権者に追われる生活は最悪である。「債鬼」という古い言葉もあるほどだからして。

でまあ当たりさわりのない、己の体の不調やら好調やらのことを書いておくのが一番なのであった。今朝は少し寝坊して、ゴミ出しの日だったことに気づき、慌てて飛び起きてゴミ捨て場に走った。こういうのはよくない。寝ているときは重力から解放された関節が少し「緩んでいる」状態である。目覚めてしばらくは布団の中でゴロゴロして関節を「ちゃんとはめて」から動くのがいいと、以前に整体師の人から聞いた。

たしかに慌てて飛び起きた日、その上遅刻しそうになって朝っぱらから走った日なんかは、ずっと調子が悪いままな気がする。明朝からは、目覚めたらまず布団のなかでストレッチのような運動をして関節をハメることにする。知識がないので具体的なことは書けないけど検索すればそれ用の体操が出てくる。