季刊 表現の技術

すべての人間に公開

書くことは考えること

勝間和代さんって、好き嫌いが分かれる人だとは思うんですが、ぼくは好きでして。

まず、時速5000字書けるということなので、その点だけでライターのはしくれとして尊敬せざるを得ない。

あと、勝間さんの無料のメールマガジン(日刊)を購読しているんですが、日常のドジっ子エピソードとかを書いてきてかわいいです。

そのメールマガジンに勝間さんが先日書いていたんだけど、なぜ毎日大量の文章を書いているかと言うと、頭のなかにあるまだ言葉になっていない考えを文章にすることこそが、彼女にとっての「考えること」なんだと。

ぼくはこれまであまり考えるということをせずに生きてきてしまって、いまだに「考えるってどういうことなんだろう」と漠然とした不安に襲われたりする。考えることができないとまずいなというのはなんとなくわかる。

勝間さんの「考えること」の定義はとても明快で、誰にでも実践できることなので、感心した。というわけで、ぼくも書き続けることにします。