季刊 表現の技術

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ミルクティーがあったかくて甘い。

食欲がなくて、食べたいものも思いつかないようなときは、人生の喜びが失われてしまったようで、悲しくなる。

しかし、何気なくミルクティーを飲んで、

「あったけー。甘い」

などと、改めて軽く感動できたりするのは、おうおうにしてこういうときであったりするのです。

気分が盛り上がっているときも、沈んでいるときも、人生の喜びの量はそんなに変わらないのかもしれん。