季刊 表現の技術

すべての人間に公開

リラックス人間を目指す

今年の方針はリラックス、弛緩で行こうと思う。いつでもどこでもリラックスできるようになることを目指す。

わざわざ目指さなくとも、だれもが自然といつでもリラックスしていられるような世界であったらよかった。実際はそうではない。努力していつでもどこでもリラックスできるようになれば、この世界が期待したよりマシな場所だと錯覚できるかもしれない。

リラックスが苦手な人がリラックスする方法として、これは筋肉のリラックス法だけれど、思い切り筋肉に力を入れて緊張し、一気に力を抜くと緩む、というものがある。発声練習とか、心理療法とか、筋肉を緩める必要がある場面に応用されている。

今日見たヨガの動画では、息を吸い込んで、口と鼻、さらには肛門まで閉鎖することによって体内の圧を上げ、パツンパツンに緊張を高め(中から)、しかるのち、一気に吐き出す息とともにストーンと脱力する…というメソッドが紹介されていた。もちろん肛門をキュッとしめたからといって体内の空気圧は高まったりしないけど、まあ気分です、気分も大事。