季刊 表現の技術

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寒くて足のタコが治らない

東京の冬についてはだいたい見切った気になっていたところがあり、だいたい1月までは晴れた日が多くて震えるほどの寒さはなく、節分を過ぎたころにようやく雪が降ったりして、体にこたえる寒さも感じ、「流石に冬だな。とはいえ暦の上ではもう春だし、あとちょっとの辛抱だから」などと思っていると、果たして3月になればちょっとずつ暖かい日が混じるようになってくる。というイメージだったんですが、今年は年明けから寒い日が続いていてつらい。

昨年の春先から家で座っている時間が増え、しかも椅子の上であぐらをかく変な癖がついてしまって、あぐらを組んだときに下になる左足のくるぶし横にタコができてしまった。タコといっても風呂上がりに皮がむけるていどの未熟な段階にとどまっているタコであり、つい皮を剥がしてしまったりして、痛い。

座りすぎなことに加えて、姿勢がよろしくないせいもあるのか、右の股関節にもちょっと痛みが出てきた。スクワットとか、脚の筋トレはしているのだけれども、歩かなくなると関節まわりのインナーマッスルが弱ってくるからかな?と思っている。

タコと股関節に悪いのであぐらはやめようと思うのだが、ぼくの仕事部屋は寒い。寒いと本能的に体の表面積をへらす姿勢をとりがちであり、気づくとまた脚を組んであぐらをかいている。

足をあっためるために、コールマンのアウトドアスリッパとかいう、裏起毛になった靴下の化け物(あるいはやわらかいブーツ)みたいなものを履いているのだけれど、なかなかうまくいきません。